「名橋たちの音を聴く」神田川篇Vol.6
橋ごとに変わる薩摩琵琶の響きの向こうに都市が奏でる音の風景を聴きながら、人工の渓谷を渡る聖橋の未来的なアーチを臨み、橋の上を飛び交う鉄道に都市交通網の発展を見上げ、今はなき煉瓦造りの「万世橋駅」に思いを馳せる。神田川をゆく船上から、音をきっかけにまちを味わう非日常の「船上の音遊び」。

2016年6月4日(土)
 第一便 13:00-14:00 ※残席僅少
 第二便 14:30-15:30 ※申込停止中 

音楽家と解説者:
川嶋信子(薩摩琵琶奏者)
鳥越けい子(音遊び解説/青山学院大学教授)
鷲野宏(まちの解説/都市楽師プロジェクト主宰)

会場: 神田川を漂う船の上 
     (和泉橋〜聖橋を運行予定)
乗下船場所:和泉橋防災船着場
定員:各便 30名(お申込み先着順)
参加費:4,000円 ※雨天・荒天中止(前日判断)






阿部大輔

川嶋信子 (薩摩琵琶奏者)

桐朋学園大学短期大学部芸術科(現・桐朋学園芸術短期大学)卒。役者として数多くの舞台に出演し、CMなどでも活躍。 その後琵琶と出会い、薩摩琵琶を鶴田流・岩佐鶴丈に師事。琵琶の新たな可能性を追求しようと、琵琶二人語り(谷中琵琶Style)や 琵琶と講談の会(bi-dan)などを自ら企画。更に平家ゆかりの地での演奏や無声映画の楽師として弁士と共演など、 その活動は多岐に渡る。風情ある谷根千界隈を拠点とし、琵琶の音が自然に聞こえてくる風景を目指す。 毎月開講している1日体験教室「まなびわ」は琵琶を楽しく学べる、と好評を得ている。

鳥越けい子

鳥越けい子 (青山学院大学教授・芸術文化学博士)

日本各地の音文化の調査研究をおこないつつ、「サウンドスケープ(音の風景)」から「形あるもの・見えるモノを超えた環境」をテーマに、生活文化の継承や伝統文化の新たな活用を視座に入れたまちづくり、環境をめぐるデザインから保全に至る各種のプロジェクト、都市をフィールドにしたワークショップを展開している。専門は、音の環境文化学、環境美学、音・音楽とまちづくり。聖心女子大学教授を経て、現在、青山学院大学総合文化政策学部教授。

鷲野宏

鷲野宏 (都市楽師プロジェクト主宰)

アートディレクター/デザイナー。 芝浦工業大学卒 (曽根幸一・環境設計研究室 )。代議士秘書を経て、2007年鷲野宏デザイン事務所を設立。グラフィックデザインやアートプロジェクトを中心に活動。主宰する「都市楽師プロジェクト」では、音や音楽を刺激として建築や都市の「その場らしさ」を共有していくプログラムを実践している。日本サウンドスケープ協会理事。












<乗下船>和泉橋防災船着場

JR「秋葉原」駅中央改札出口徒歩3分
日比谷線「秋葉原」駅5番出口徒歩1分
新宿線「岩本町」駅A3出口徒歩4分 
「和泉橋」北西側にあります。
(※受付は、各便出航15分前から5分前まででおこないます。)


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  ※お申込みフォームは別窓で開きます。


<ご注意いただきたいことの概要>
・雨天時の中止の判断は開催日前日夕方に行います。
・中止判断は開催日前日夕方にウェブに掲載するとともにメールにてご連絡します。
・音の響きや都市環境を味わうために使用船舶には屋根がありません。※1
・乗船中の写真撮影はできます。ただし動画の撮影は原則できません。※2
・就学前のお子様のご同伴はご遠慮ください。(なお、お子様も参加費は同一です。)

※1:当日の天気変動で雨天・荒天の場合は事前予告なく中止となる場合があります。/ ※2:どうしても録画・録音をおこないたいという方は、事前にご相談ください。著作権上、YouTubeへの投稿は禁止します。(主催者は記録用として写真撮影・動画撮影・録音を行います。)




フライヤー表面/PDF437 KB フライヤー裏面/PDF446KB 



<企画概要>
日程:2016年6月4日(土)
会場:神田川 (和泉橋防災船着場乗下船 航路:和泉橋付近〜聖橋付近)
主催:都市楽師プロジェクト 共催:神田リバーサイドプロジェクト 協力:千代田区観光協会 協賛:株式会社ジール(船舶所有者)
企画・構成・制作・ディレクション:鷲野宏 制作協力:鳥越けい子
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