神田川に漂う船に音楽家と共に乗り、音をきっかけにまちを味わう非日常の「船上の音遊び」。二代将軍秀忠の命を受け造営された掘割…ここには明治期以降の欧米化の流れを体現したルネサンス風の高架鉄道橋をかわきりに、多くの鉄道橋が架かるなど鉄道が集積する場ともなっています。鉄道の行き交う都市環境を背景に、日本が体験してきたそれぞれの時代の価値観がビジュアルに積層した景観=物語りを、船という普段とは異なる視点と音・音楽の刺激を通じて、より繊細に、より鮮やかに体感する神田川での「船上の音遊び」を、ぜひご体験ください。

都市楽師プロジェクト・鷲野 宏 



チェロと声楽が織りなす響きの向こうに都市が奏でる音楽を聴きながら、人工の渓谷を渡る聖橋の未来的なアーチを臨み、橋の上を飛び交う鉄道に都市交通網の発展を見上げ、今はなき煉瓦造りの「万世橋駅」に思いを馳せる。音をきっかけにまちを味わう「船上の音遊び」。

出演:
     辻康介 (声楽・語り/声楽家)
     山本徹 (チェリスト)
     鳥越けい子 (都市の音遊び解説/青山学院大学教授)
     鷲野宏 (まちの意匠・歴史解説/都市楽師プロジェクト主宰)

日時: 2015年05月30日(土)
     第一便 11:30-12:30
     第二便 13:30-14:30
     第三便 15:00-16:00 ※残席僅少
     (各60分程度)

会場: 神田川を漂う船の上 (乗船場所:和泉橋防災船着場)
    和泉橋〜聖橋を運行予定
定員: 各便 30名(お申込み先着順)
参加費: 4,000円 ※雨天・荒天中止(前日判断)





山本徹 (チェロ)
茨城県日立市出身。ひたちジュニア弦楽合奏団にてチェロを始める。東京藝術大 学、同大学院古楽専攻、チューリヒ芸術大学修了。チェロを土肥敬、河 野文 昭、北本秀樹、鈴木秀美、ルール=ディールティーンスの各氏に師事。また東京 藝術大学バッハカンタータクラブにて小林道夫氏の指導のもと研鑽 を積む。 2006年第20回国際古楽コンクール<山梨>第2位、2008年第16回ライプツィヒ国 際バッハ・コンクール第2位。2011年ブルー ジュ国際古楽コンクール審査員賞、 及びファン・ヴァッセナール国際コンクール優勝。2010年度文化庁新進芸術家海 外研修員、2011年度ローム ミュージックファンデーション奨学生。バッハ・コ レギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ等国内外のオリジナル楽 器オーケストラのメ ンバーとして定期公演・録音・海外ツアーに多数参加。



辻康介 (声楽)
1600年頃のイタリア音楽を中心に様々なジャンルの音楽を歌い、イタリア語歌を独自訳の日本語でも歌う。主宰する三つのユニット「ビスメロVisMelodica」「ネーモー・コンチェルタートnemo concertato」「南蛮ムジカ」での活動を中心に、「ジョングルール・ボン・ミュジシャン」などで歌う。「辻康介の体感音楽史:中世の移動ド」講座には数多くの受講生が集まっている。声楽を牧野正人、クラウディオ・カヴィーナらに師事。国際ロータリー財団奨学金でイタリアに留学、声楽の他にも古楽の理論的基礎を学んだ。国立音楽大学楽理科卒。


鳥越けい子
鳥越けい子 (青山学院大学教授・芸術文化学博士)
日本各地の音文化の調査研究をおこないつつ、「サウンドスケープ(音の風景)」から「形あるもの・見えるモノを超えた環境」をテーマに、生活文化の継承や伝統文化の新たな活用を視座に入れたまちづくり、環境をめぐるデザインから保全に至る各種のプロジェクト、都市をフィールドにしたワークショップを展開している。専門は、音の環境文化学、環境美学、音・音楽とまちづくり。聖心女子大学教授を経て、現在、青山学院大学総合文化政策学部教授。

鷲野宏
鷲野宏 (都市楽師プロジェクト主宰)
アートディレクター/デザイナー。 芝浦工業大学卒 (曽根幸一・環境設計研究室 )。代議士秘書を経て、2007年鷲野宏デザイン事務所を設立。グラフィックデザインやアートプロジェクトを中心に活動。主宰する「都市楽師プロジェクト」では、音や音楽を刺激として建築や都市の「その場らしさ」を共有していくプログラムを実践している。








<乗下船>和泉橋防災船着場

JR「秋葉原」駅中央改札出口徒歩3分
日比谷線「秋葉原」駅5番出口徒歩1分
新宿線「岩本町」駅A3出口徒歩4分 
「和泉橋」北西側にあります。
(※受付は、各便出航15分前から5分前まででおこないます。)


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  ※お申込みフォームは別窓で開きます。


<ご注意いただきたいことの概要>
・雨天時の中止の判断は開催日前日夕方に行います。
・中止判断は開催日前日夕方にウェブに掲載するとともにメールにてご連絡します。
・音の響きや都市環境を味わうために使用船舶には屋根がありません。※1
・乗船中の写真撮影はできます。乗船中の動画の撮影は原則できません。※2
・就学前のお子様のご同伴はご遠慮ください。(なお、お子様も参加費は同一です。)

※1:当日の天気変動で雨天・荒天の場合は事前予告なく中止となる場合があります。/ ※2:どうしても録画・録音をおこないたいという方は、事前にご相談ください。なお、報道関係を除きYouTubeへの投稿は禁止します。(主催者は記録用として写真撮影・動画撮影・録音を行います。)






 「名橋たちの音を聴く」のフライヤーです。画像をクリックするとPDFで開きます。
表面(PDF/479KB) 裏面(PDF/548KB)


徳川家康が江戸に入城した1590年に、フランスの修道士によって発明されたとされる古楽器セルパン。この動画は、19世紀チューバの発明により忘れ去られた蛇の形をした古楽器・セルパンと声楽の組み合わせでおこなったときの「名橋たちの音を聴く・日本橋篇」の様子です。1590年は日本橋川の原型となった「道三堀」が掘削された年でもあります。ヨーロッパはルネサンスの最終の時季であり、バロックの萌芽の時季にあたり、日本橋の街にあふれる意匠のモデルと重なります。(映像は朝日新聞社のものです。/2012年09月08日実施)



<企画概要>
日程:2015年05月30日(土)
会場:神田川 (和泉橋防災船着場乗下船 航路:和泉橋付近〜聖橋付近)
主催:都市楽師プロジェクト 共催:神田リバーサイドプロジェクト 協力:千代田区観光協会
制作協力:Da Nemo 協賛:株式会社ジール(船舶所有者)
企画制作:都市楽師プロジェクト 企画制作・ディレクション:鷲野宏 制作協力:鳥越けい子 辻康介
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