武久源造 (鍵盤奏者)
1957年生まれ。84年東京藝術大学大学院音楽研究科修了。チェンバロ、ピアノ、オルガンを中心に各種鍵盤楽器を駆使して中世から現代まで幅広 いジャン ルにわたり様々なレパートリーを持つ。特にブクステフーデ、バッハなどのドイツ鍵盤作品では、その独特で的確な解釈に内外から支持が寄せられている。また、作曲、編曲作品を発表し好評を得ている。音楽的解釈とともに、楽器製作の過程についても造詣が深く、楽器の構造的特色を最大限に引き出す演奏 が、楽器製作家たちからも高く評価されている。「国際チェンバロ製作家コンテスト」(アメリカ・アトランタ)、「古楽コンクール」(山梨)ほか多 数のコンクールに審査員として招かれる。2005年よりシンフォニーのピアノ連弾版に取り組み多方面から注目を集めている。12年、13年とラ モーの日本初演オペラにて音楽監督を務めた。また、ここ数年、ドイツ、リトアニア、アイスランド等の各国で、オルガン、チェンバロなどを駆使し て、即興演奏を含む多彩なレパートリーによってコンサートを行い、注目を集めている。13年1月NHK第2ラジオ「源造さんが弾き語る鍵盤楽器の 歴史(全4回)」に出演。現在国立音楽大学客員講師。
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