<プログラムノート>
旧安田楠雄邸は、書院や数奇屋といった和風の伝統の中に、ヨーロッパの影響を見て取れる大正期の貴重な近代和風住宅です。古くから安田邸にあるピアノの音色、時折聴こえる弦楽器などに耳を澄ませながら、建築解説付で邸内を見学。庭園を眺める「残月の間」では、中世・ルネサンスの古い音楽から、建築同様に欧州の影響を受けた唱歌まで、音楽を建築とともに味わうプログラム。

名倉亜矢子(声楽家/中世ハープ)
名倉亜矢子(声楽家・中世ハープ)
ニューイングランド音楽院(米・ボストン)声楽科を演奏優等賞を得て卒業。国立音楽大学音楽研究所研修過程修了。バロックオペラに出演するほか、バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツアルトなどの作品のソリストをつとめる。「バッハ・コレギウム・ジャパン」をはじめ、内外の古楽団体の演奏会や録音に参加。声楽をM.リンドハイマ、A.アゼマ、鈴木美登里、室内楽をJ.ギボンズ、古楽唱法を有村祐輔、ゴシックハープを西山まりえに師事した。
上田美佐子(ヴァイオリン・中世フィドル)
上田美佐子(ヴァイオリン・中世フィドル)
武蔵野音楽大学器楽科ビオラ修了。磯義男、ウールリッヒ・コッホに師事。バロックを寺神戸亮、若松夏美、Sutefano Montanariに師事。「ストリングスバンド・MOG」「オー ケストラ・シンポシオン」「アンサンブル雲水」「アントルメ」「 ジョングルール・ボン・ミュジシャン」のメンバー。、バイオリン、ビオラ、中世フィド ル奏者として音楽のジャ ンル・時代を超え活動中。


<会場>旧安田楠雄邸 

文京区千駄木5-20-18
(千代田線「千駄木」駅 1番出口 徒歩6分)

<会費>3,500円
※終了しました。ご参加の皆様有難うございました。
 またのお越しをお待ち申し上げております。

※文化財保護のため、靴下をはいてのご参加下有難うございました。

主催:都市楽師プロジェクト
共催:財団法人日本ナショナルトラスト
たてもの応援団(NPO法人文京歴史的建物の活用を考える会)
open! architecture実行委員会 、UIA2011東京大会日本組織委員会